妊娠中のおなかのハリ!すぐに病院に行くべき?

妊娠中のお腹のハリは、筋肉でできている子宮が何らかの刺激で緊張し、かたくなることによって起こります。お腹がパンパン、ボールのようにかたい、数日間便秘しているかのようにかたい、など、人によってその感じ方は様々です。お腹のハリといっても、生理的な子宮の収縮によるものと、そうではなく、流産や早産などの危険信号の場合とがあります。ですので、病院に行くべきお腹のハリなのかを自分で判断できるようにしておくことは大切です。

 

生理的に起こるお腹のハリとは?

安定期に入り、出産予定日が近づいてくると、お腹のハリを感じることが多くなります。むしろ、ある程度のお腹のハリは予定日か近づいてきた妊婦さんには必要なものと言われています。お腹のハリを感じた時は、横になって休んだり、外出中に歩いていて痛くなった時は一旦歩くのをやめ、座れるところなどを探し、無理せずにひと休みします。生理的な収縮によるものであれば、しばらくするとハリも収まりますので、この場合は特に心配はなく、病院に行く必要はありません。普段、子宮の筋肉はやわらかく、緩んだ状態ですが、妊婦さんがたくさん動いたり、働きすぎたり身体に負荷がかかると、その刺激により子宮が収縮することがあり、ハリにつながります。ですので、安定期は特に、出産に備えて身体を動かすように言われますが、あまり無理をし過ぎないようにしましょう。

 

すぐに病院に行くべきお腹のハリとは?

生理的なお腹のハリではなく、何らかのトラブル発生の信号となっているハリの場合はすぐに病院に行かなければなりません。その見分け方ですは、お腹が張った際にひと休みをしても一向にハリが収まらず、一時間経っても状態が変わらない時や、お腹の張る回数が1日に10回を超えている時、張る間隔が次第に短くなっている時、妊娠30週未満の方が1時間に3回以上、30週以降の方が1時間に5回以上お腹のハリを感じる時などは、なるべく早く病院を受診するようにします。お腹のハリだけでなく、出血も伴っている場合は流産や早産の危険性がかなり高いため、すぐに病院に連絡し、診察を受けるようにしましょう。
問題のないお腹のハリから、大きな危険が潜んでいるお腹のハリもありますので、自分で判断がつかない時は迷わず病院に連絡しましょう。